未来をつくる環境ビジネスを表彰します
地球規模の環境問題が深刻化する中で、各界がSDGsの達成に向けて動き出しています。また、ESG金融の急速な普及拡大など、環境保全と経済成長の好循環の実現に向けた機運が高まりつつあります。
このような潮流を踏まえ、静岡県では、環境ビジネスに取り組んでいる法人、もしくは、これから環境ビジネスに取り組みたい法人を対象とし、自社で実施する前提で、静岡県をフィールドとして環境課題の解決に貢献する事業アイデアを幅広く募集します。
採択された事業アイデアについては、事業化に向けてメンタリングを実施。最終的な事業アイデアを「静岡県SDGsビジネスアワード」静岡県知事賞および優秀賞として表彰し、環境ビジネスの普及拡大を目指します。
Program
プログラムの流れ
応募
Entry
SDGsを踏まえつつ、自社で実施する前提で、静岡県をフィールドとして環境課題の解決に貢献する事業アイデアを練り上げて応募します(書類審査→最終審査→採択)。
メンタリング
Mentoring
採択の決定後、約3ヶ月にわたり、月2回程度、環境ビジネスのプロフェッショナルとのオンラインミーテングを通じて、事業アイデアをブラッシュアップします。
成果発表会&表彰式
Presentation & Ceremony
環境ビジネスのキープレーヤーが集結する中、メンタリングを経てブラッシュアップした事業アイデアを発表し、SDGsビジネスアワードとして表彰されます。
AWARD
静岡県SDGsビジネスアワード
静岡県知事賞
SDGs Business Award "Shizuoka Governor's Prize"静岡県SDGsビジネスアワード
優秀賞
SDGs Business Award "Excellence Prize"Opportunity
プログラムを通じて得られる機会
表彰による認知拡大
Recognition
事業化へのメンタリング
Professional Mentoring
ビジネス・ネットワーキング
Business Networking
各種支援制度への接続
Further Opportunity
Message
主催者メッセージ
市川 敏之
静岡県 くらし・環境部長
国の2050年カーボンニュートラル宣言により、我が国は脱炭素社会の実現に向け舵を切り、本県も、今年2月に脱炭素社会の実現を目指す旨を表明いたしました。
また、海洋プラスチックごみや生物多様性の損失などの問題も地球規模で深刻化しており、SDGsの考え方を基に、環境、経済、社会を統合的に向上させていくことがますます重要となっております。
このような中、ESG金融が世界的に急拡大するなど、民間資金によるビジネスを通じた環境課題解決の取組が活発化し、「環境と経済の好循環」に向けた機運が高まりつつあります。こうした潮流を捉え、SDGsモデル県を目指している本県では、環境ビジネスを応援する「静岡県SDGsビジネスアワード 〜未来をつくる環境ビジネスを表彰します〜」を創設しました。
本県の恵み豊かな環境を将来世代に継承していくためにも、本アワードを通じて、民間の皆様の創造性に富んだアイディアをいただき、皆様とともに、本県の環境ビジネスの活発化のきっかけをつくっていきたいと考えています。
皆様の御参加を心からお待ちしております。Producer
総合プロデューサー
谷中 修吾
BBT大学 経営学部グローバル経営学科 学科長・教授 / BBT大学大学院MBA 教授 /慶應義塾大学SFC研究所「地域デザイン・ラボ」総合プロデューサー静岡県湖西市出身。ビジネスプロデューサー/クリエイティブディレクター。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻卒。外資・戦略コンサルティングファーム Booz Allen Hamilton にて、政府機関・民間企業の戦略立案・実行支援を経て現職。国内最大級の地方創生イノベータープラットフォーム「INSPIRE」を立ち上げ、超絶まちづくりの集合知を社会にシェアする取組を展開。地方創生分野において、内閣府、総務省、環境省、農林水産省、文部科学省で有識者を務める。 環境ビジネス分野では、環境省「グッドライフアワード」総合プロデューサー、環境省「地域循環共生圏プラットフォームの在り方検討委員会」委員、OECD(経済協力開発機構)農村イノベーション委員会のエキスパート委員などを歴任。慶應義塾大学SFC研究所「地域デザイン・ラボ」総合プロデューサー。世界30ヶ国を遍歴し、国内外の地域創生に専門知見を持つ。著書『最強の縄文型ビジネス』(日本経済新聞出版社)で、1万人のビジネスリーダーが選ぶ「TOPPOINT大賞」にてベストビジネス書として受賞。静岡県SDGsビジネスアワードでは、故郷へのプロボノ貢献として、総合プロデューサー兼メンターで参画。Mentor
各界のプロフェッショナルがメンタリング
(※五十音順)
新谷 健司
㈱経営参謀 代表取締役
㈱クラフト・ティー 代表取締役SEとして社会に出る。主に携帯電話開発に従事。その後、デロイトトーマツグループに転職し10年間勤務。7,000社以上の中小企業を支援する部隊の幹部として、中小企業向けのコンサルティングを行う。併行して、5つの社内事業の立ち上げに関わる。2015年11月、株式会社経営参謀を設立。中小企業の経営者向けコミュニティを運営し、のべ約500名の経営者を支援する。2020年12月、株式会社クラフト・ティーを設立。お茶産業の活性化を目指す。飯倉 清太
事業型NPOサプライズ 代表静岡大学 地域創造学環 客員教授1970 年、静岡県静岡市生れ・伊豆市在住。 21 歳で飲食事業にて起業。24 歳で伊豆市へ移住し事業を展開。2008 年より事業型 NPO サプライズ 代表理事に就任。 2013 年より内閣官房より任命をされ地域活性化伝道師に就任。静岡県を中心に長年現場で培ったノウハウを 活かし、地域のリーダーの育成や、新たな地域の 魅力の発掘、販路開拓やビジネスモデ ルの構築などを実施。 静岡修善寺においてコンセプト賃貸物件 【ドットツリープロジェ クト】のプロジェクトデザイン担当。2016,2017年グッドデザインしずおかを受賞。産学官民金の分野から地方創生の連携を進めるプランナー。佐々木 真二郎
環境省大臣官房環境計画課企画調査室長2002年、環境省に入省。環境省レンジャーとして、国立公園や世界自然遺産の保全管理、希少野生生物の保護を担当。東日本大震災では、自然環境を活かして復興に貢献する「グリーン復興プロジェクト」として、みちのく潮風トレイルの整備などにかかわる。現場では、阿蘇くじゅう国立公園の管理や、長崎県対馬のツシマヤマネコの保護増殖事業を担当。また、2017年から2019年まで福井県自然環境課長として、年縞(ねんこう)博物館の建設、コウノトリの野生復帰事業や自然再生事業を担当。2020年より現職。白石 章二
ヤマハ発動機㈱ 技術・研究本部フェロー NV推進担当Moto Business Service India Private Ltd.
Managing Director東京大学法学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校MBA。外資系戦略コンサルティング会社に20年勤務し、製造業担当パートナーとしてクライアントの新規事業・イノベーション戦略を支援。2008年自ら戦略コンサルティング会社を起業し、複数の事業会社マネジメントを歴任。2014年からPwCコンサルティング合同会社 戦略コンサルティングチーム 自動車エネルギー製造業担当パートナーを経て、2018年1月より現職。杉原 美智子
三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱ ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部 LEAP OVER 事業統括 兼 政策研究事業本部 経済政策部 主任研究員2005 年 UFJ 総合研究所(現三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング)入社。ICT 分野のベン チャー施策の立案・実行に従事。 2017 年 Open Innovation Platform LEAP OVER を立ち 上げ、スタートアップと大企業・自治体によるオープンイノベーションを推進。「持続可能な地域社会の実現」に向け MURC アクセラレータ LEAP OVER や STARTUP 向けサービス 開発を手掛ける。出口 裕一
㈱リコーリコー環境事業開発センター事業所長中学・高校の6年間を静岡市で過ごす。1989年リコー入社。主力事業の企画・販売・事業戦略部門を経て、2011年に複合機の3R戦略の責任者に就任。2014年、休眠状態だった旧御殿場工場を環境関連事業の拠点に再生するプロジェクトを担当。2016年にリコー環境事業開発センターを開所、現職に就任。産・官・学連携で環境関連ビジネスの開発を約20テーマ手掛ける(3つのビジネスを上市)。2020年に御殿場市設立の御殿場SDGsクラブの副会長に就任。内貴 研二
サントリーホールディングス㈱
コーポレートサステナビリティ推進本部 専任部長1957年生まれ。福岡県出身。1981年、京都大学文学部卒、サントリー入社。大阪広報部において報道機関対応を担当した後、洋酒事業部および食品事業部においてマーケティングを担当。2005年、CSR推進部発足に伴い、CSR推進部長に就任。その後、エコ戦略部長を経て、20018年よりサステナビリティ推進部長。2019年からコーポレートサステナビリティ推進本部専任部長。西村 やす子
㈱ふじのくに物産 代表取締役㈱クレアファーム 代表取締役1997年、司法書士事務所開業。2008年、司法書士法人つかさ設立。個人相続や法人事業継承のコンサルティングを専門とする。2014年、農業ベンチャーの株式会社クレアファームを設立し、地域活性のための新たな農業ビジネスモデルを目指し、地域ぐるみの六次産業化や官民共同による観光資源化などに取り組む。2017年、地域商社ふじのくに物産を設立。持続可能な地域ビジネスを創出することを目的に、ふじのくに物産、静岡銀行、静岡新聞社の三者によるSHIZUOKA 360°協議会を設立。Schedule
8月2日(月):募集開始
8月20日(金):応募説明会@オンライン(詳細)
9月30日(木)24:00:エントリー締切
10月上旬:書類審査結果発表10月13日(水)午後:最終選考会@Zoom
10月下旬:採択団体発表(報道発表、メール通知)
11月5日(金)午後:キックオフミーティング11月:事前準備
12月〜2月:月2回程度ミーティング
3月下旬:成果発表会&表彰式Admission
募集要項
▼応募条件
以下3つの条件を満たすこと
- 環境ビジネスに取り組んでいる法人、もしくは、これから環境ビジネスに取り組みたい法人(業界・業種は不問/スタートアップ、中小企業、大企業、NPOなど法人の形態は不問/環境ビジネスに関する事業経験は不問)
- 静岡県内に事業拠点を持つ法人、もしくは、静岡県内の事業者等と連携している法人
- 所定のイベント等に出席可能であること(最終選考会、メンタリング期間中の月2回程度のミーティング、成果発表会など)
▼募集テーマ
SDGsを踏まえ、貴社で実施する前提で、静岡県をフィールドとして環境課題の解決に貢献する事業アイデアを練り上げて応募してください。
※貴社で今すでに取り組んでいる内容を増強する事業アイデアでも、貴社で取り組みたい新規の事業アイデアでも構いません
▼メンタリング方法
採択された法人とメンターでプロジェクトチームを組成し、月2回程度のオンラインミーティングを通じて事業アイデアをブラッシュアップ
▼メンタリング期間
2021年12月〜2022年2月
▼選考スケジュール
8月2日(月)募集開始
8月20日(金)19:30〜20:30 応募説明会@オンライン(詳細はこちら)
9月30日(木)24:00 エントリー締切
10月上旬 書類審査結果発表(メール通知)10月13日(水)午後 最終選考会@Zoom ※行事等で予め参加困難が判明している場合は、事務局にご相談ください。
10月下旬 採択団体発表(報道発表、メール通知)▼審査基準
以下の5つの観点から総合的に審査を行います。
- 事業に対する情熱(環境課題の解決に対して強い情熱があるか。当事者意識を持っているか)
- 環境課題解決への貢献度(地球環境や地域の環境問題の解決に対する効果が期待できるか)
- 経済性(中長期的に事業の採算性が見込めるポテンシャルはあるか)
- 革新性(新しい生活様式への対応や、IoT技術の活用など、既存の考え方にとらわれず、豊かな発想に基づいた事業内容であるか)
- 実現可能性(実施体制や過去実績など、事業の実現可能性が見込めるか)
▼採択団体数
5団体程度(予定)
▼留意事項
- 応募頂いた書類は審査のみ使用し、目的外の使用はいたしません。
- 応募プランの知的所有権は、応募者に帰属します。
- 応募に関する費用は発生しません。
- 採択された場合、ミーティングやイベントに参加するための交通費は各自で負担いただきます。
- 不採択の場合、理由の開示は行われません。
▼応募説明会アーカイブ動画(60分)
8月20日(金)に行われた応募説明会のアーカイブ動画をご覧いただけます(詳細はこちら)
FAQ
よくあるご質問
Q. 環境ビジネスに取り組んだことのない法人でも応募できますか?
歓迎します。本業で培われた知見を生かして、環境課題の解決につながる事業に挑戦する姿勢を高く評価します。
Q. 事業アイデアについて、環境との関わりは、どの程度、求められますか?
環境課題の解決に資する事業アイデアであれば、幅広く歓迎します。例えば、環境×観光、環境×教育など、分野横断型の提案は、まったく問題ありません。
Q. 個人事業主もしくは任意団体としてエントリーできますか?
原則、事業を営む「法人」を参加条件としています。但し、法人として起業予定であれば、応募時点で個人事業主もしくは任意団体でも構いません。
Q. 構想中の事業アイデアでも応募できますか?
まだ取り組んでいない事業アイデアでも、応募可能です。採択された場合、メンタリングを通じて事業化をサポートします。
Q. メンタリングはどのように受けられますか?
約3ヶ月にわたり、1ヶ月に2回程度のオンラインミーティングを行います。また、LINEやメールなどを通じて、随時、コミュニケーションが可能です。ミーティングの日程は、メンターチームと調整して設定されますので、ご安心ください。
Q. ブラッシュアップされたビジネスプランの権利はどうなりますか?
提案者に帰属します。但し、成果発表会では、秘匿部分を除いて発表いただきますので、予めご了承ください。
Q. 応募用紙の作成では、枚数を多くしたほうが良いのでしょうか?
内容が伝われば、提案書の枚数は、採択に影響しません。なお、上限は10枚と決まっていますので、応募用紙をダウンロードしてご確認ください。
Q. 参加費は必要ですか?
無料です。但し、イベントへ等への参加に係る旅費交通費や、提案内容の実施に要する費用は、各自でご負担いただきます。
Entry
※2021年9月30日(木)24:00をもちまして、2021年度の応募受付を終了しました。多数のご応募を賜り、厚く御礼申し上げます。
以下のリンクから「応募用紙」と「申請者情報」をダウンロードして書類を作成し、2つのファイルをメール添付でお送りください。
<応募方法> メール(書類を添付)
<応募先> 静岡県SDGsビジネスアワード事務局(静岡県環境資源協会内):award@siz-kankyou.or.jp
<メール件名> 【応募】静岡県SDGsビジネスアワード|貴法人名
<留意事項> エントリー受付後、事務局から受領確認のメールをお送りします。添付ファイルの合計サイズが10Mを超える場合には、ストレージに格納した上、そのURLをメールでお知らせください。なお、応募用紙については、PDF変換して送付頂いても問題ありません。
<締め切り> 2021年9月30日(木)24:00
開催概要
静岡県SDGsビジネスアワード
【主催】静岡県
【後援】環境省 関東地方環境事務所、財務省 東海財務局 静岡財務事務所
【協力パートナー】静岡県SDGs×ESG金融連絡協議会、静岡経済同友会(静岡協議会・浜松協議会・東部協議会)、一般社団法人 静岡県経営者協会、一般社団法人 静岡県商工会議所連合会、静岡県商工会連合会、静岡県中小企業団体中央会、静岡ガス株式会社、中部電力株式会社、鈴与商事株式会社、株式会社ふじのくに物産、株式会社リコー、株式会社静岡銀行、スルガ銀行株式会社、株式会社清水銀行、株式会社静岡中央銀行、しずおか焼津信用金庫、静清信用金庫、浜松いわた信用金庫、沼津信用金庫、三島信用金庫、富士宮信用金庫、島田掛川信用金庫、富士信用金庫、遠州信用金庫、関東地方環境パートナーシップオフィス、静岡県環境ビジネス協議会、一般社団法人 静岡県環境資源協会
【総監修協力】地方創生イノベータープラットフォーム「INSPIRE」
【事務局】静岡県環境政策課、一般社団法人 静岡県環境資源協会
【総合プロデューサー】谷中修吾(BBT大学 経営学部グローバル経営学科 学科長・教授 / 慶應義塾大学SFC研究所「地域デザイン・ラボ」総合プロデューサー)
【メンター】新谷健司(株式会社経営参謀 代表取締役/株式会社クラフト・ティー 代表取締役)、飯倉清太(事業型NPOサプライズ 代表/静岡大学 地域創造学環 客員教授)、佐々木真二郎(環境省 大臣官房環境計画課 企画調査室長)、白石章二(ヤマハ発動機株式会社 技術・研究本部 フェロー NV推進担当/Moto Business Service India Private Ltd. Managing Director)、杉原美智子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 ソーシャルインパクト・パートナーシップ事業部 LEAP OVER 事業統括 兼 政策研究事業本部 経済政策部 主任研究員)、出口裕一(株式会社リコー リコー環境事業開発センター事業所長)、西村やす子(株式会社ふじのくに物産 代表取締役/株式会社クレアファーム 代表取締役)ご応募をお待ちしております
静岡県SDGsビジネスアワード主催者チーム一同Contact
静岡県SDGsビジネスアワードへのご相談や取材などの問い合わせは、以下のフォームよりご連絡ください。